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PROGRAM

タイムテーブル

5日間のプログラムは、(1)主要課題の論文レプリケーション(main)、(2)分科課題のトピックス・レクチャー(topics)、(3)RAカフェ・ディスカッション(discussions)、(4)プロジェクト・フェア(project)、(5)交流活動(ice-break, teaなど)で構成されます。

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*今後企画を進めていく中で変更の可能性がありますが、参考として2024年度のプログラムを掲示しています。

(1) 主要課題 ... 論文レプリケーション

​プログラム期間を通じて、主要課題として実証研究の論文レプリケーションに取り組みます。5名ごとの参加者グループに分かれ、1本の論文のデータ・クリーニングとデータ分析に取り組み、最後に内容をまとめて発表します。RAの仕事に従事する際、プロジェクトに近い論文をまずレプリケーションして取り組むことがあります。RAブートキャンプでは、この論文レプリケーションを主要課題として合同で行い、プログラミングや資料作成の手法について学びます。

​ 2023年度・2024年度では、教育、労働、マクロ経済学、開発、政治、統計手法などのテーマを中心に、R (tidyverse)とGitを用いて論文レプリケーションに取り組みました。

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(2) 分科課題 ... トピックス・レクチャー

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​研究分野やプロジェクトごとに、異なる専門知識やプログラミング技能が必要となります。そのため、それぞれの分野の講師をお招きし、学生の関心に合わせて内容を選んで講義を受けます。より広い領域の研究プロジェクトに携われるようになることを目指しています。

 2023年度・2024年度では、構造推定/ STATA/ GIS/ テキスト分析/ フィールド実験/ dockerなどの技能を学びました。

(3) RAカフェ・ディスカッション

リサーチアシスタントや若手共著者として研究プロジェクトに携わる際、仕事内容や時間、クレジットのあり方などについてさまざまな「役割期待」のずれが起きやすい環境にあります。また、大学生・大学院生として、将来の進路について考えている参加者も多くいます。カフェ・ディスカッションでは、このようなテーマについて参加者同士で話し合い、自分の理解を深める時間をつくります。プロジェクト・マネジメントについて学ぶ内容を計画しています。

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(4) プロジェクト・フェア

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​プログラム4日目の夜、リサーチアシスタントや若手共同研究者を探している研究者たちが、研究プロジェクトの紹介を掲示します。参加学生にとっては、社会科学研究の広い分野を知り、また自分の関心があるプロジェクトに応募する機会です。ブートキャンプ終了後、研究者の求める技術やコミットメントと合致した場合、RA雇用や共同プロジェクトにつながることもありました。

(5) 交流活動

共同プロジェクトやディスカッションなどを通じての交流のみでなく、インフォーマルに打ち解けられる場をプログラム期間中に設定しています。

  • アイスブレーク

  • 茶話会
  • 自由時間や食事時間など
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謝辞: このプログラムを考案するにあたり、Abdul Latif Jameel Poverty Action Lab GlobalのSenior Research and Training AssociateであるSabhya GuptaとEitan Paulの助言を得ました。また、Institute for ReplicationのAbel Brodeurから、論文再現のプロセスについて学びました。

後援:東京大学大学院経済学研究科付属 政策評価研究教育センター(CREPE)、

大阪大学大学院国際公共政策研究科附属 EBPM研究センター(CEPO)、横浜国立大学経済学部

協賛:科研費 国際共同研究加速基金(国際先導研究、代表: 澤田康幸)、神林留学生奨学会

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